検討する時間を確保するため
米証券取引委員会(SEC)が、複数の暗号資産(仮想通貨)上場投資信託(ETF)の承認を延期すると3月11日発表した。
今回SECは資産運用会社ヴァンエック(VanEck)申請のソラナ(SOL ($122.95))現物ETF、カナリー(Canary)申請のライトコイン(LTC ($89.59))及びソラナ及び、リップル(XRP ($2.18))の現物ETF、コインシェアーズ(CoinShares)のLTC及びXRPの現物ETF、グレースケール(Grayscale)申請のソラナ、カルダノ(ADA ($0.73))、ヘデラ(HBAR ($0.20))、LTC、XRP及びドージコイン(DOGE ($0.16))現物ETFの承認を延期した。
さらに、米暗号資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)XRP、DOGEのETF申請や21シェアーズ(21Shares)によるXRPのETF申請、ビットコイン(BTC ($82,065.41))・イーサリアム(ETH ($1,907.66))現物ETFの現物交換対応やETH ETFのステーキング機能に関する決定も延期している。
SECはこれらの延期の理由として、「規則変更案およびそこで提起された問題について十分に検討する時間を確保するため、措置を講じる期間としてより長い期間を指定することが適切だと判断した」と説明している。
参考:SEC
画像:iStock/Funtap
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